カテゴリ:ライブレポート( 6 )

2014年 07月 20日
6/8(日)上野公園「噴水池前/五條天神前」報告
e0234219_19341970.jpgついに・・・!マーティーさん離日前最後のライブです。

梅雨入り直後で非常に微妙な予報でしたが、演奏時間だけでも雨が上がる可能性に賭けて現地入り。

「噴水池前」は雨が上がって、さすがの人出です。6月なので安直に「June night」、珍しく「St. Louis blues」、調子よく「Panama」など6曲ほど演奏し、最後は時間が余ったので、晴れてくれとの願いを込めて?「Shine」を。ああマーティーさんとはこんな自然な青空ジャムセッションを、いつまでもやっていられると思っていたんですけどね・・・。


e0234219_2095346.jpg「マーティーさんありがとう」の看板は先月の吉祥寺のために自宅で制作、今月は表面に透明粘着テープを貼って防水仕様にアップグレードしています。後半の五條天神前では途中から若干降られましたが、お客様方は半分ぐらい傘をさしながら、マーティーさんとのお別れを惜しんで頂けたようです。なんとか最後まで演奏できました。



e0234219_6105195.jpg後半の曲は箱ベースとバズーカをフィーチャーした「Red wing」、通常編成に戻って「High society」「Five foot two, eyes of blue」から最後の「Saints」まで6曲ほど。最後ということで花束贈呈あり、マーティーさんのお言葉あり、マーティーさん得意のクラリネット分解パフォーマンスが遂にリード1枚まで?!というスペクタクルありで、大団円となりました。



e0234219_1723819.jpg紆余曲折している次回以降のクラリネット探しですが、ベースの森下さんが、学生時代の後輩だった役山"やっくん"守さんのことを思い出し、コンタクトに成功。その結果、16年?ぶりに楽器を再開してみましょうということになり、今回の上野に来てもらいました。学生時代のやっくんは、正統派のリバイバル系から、バップ期のBenny Goodmanまでこなす驚異の実力派でした。今回は3曲ほど混じってもらい、本人は「かなりのリハビリが必要で」と謙遜していましたが、端正かつアグレッシブな演奏は、既に横綱級の片鱗を感じさせます。ちなみに体型が小結級になっていた点は軽く衝撃でしたが(笑)、このまま演奏活動を再開してくれるといいなあと思っています。

終演後は近隣の居酒屋に移動。マーティーさんのお嬢さん(サラちゃん)が丁度来日ということで、成田空港から京成線で合流、名残を惜しみました。マーティーさんは今後当面はカンザスシティに住むけれど、事情が許せばまた日本に来たり、日本で暮らしたりする可能性もあるようですので、気長にお待ちするとしましょう。ひとまずジャズボイラーズでの19年間、本当にありがとうございました。また遊びましょう!

by jazzboilers | 2014-07-20 15:26 | ライブレポート | Comments(0)
2014年 04月 12日
マーティーさんが帰国されます
e0234219_933921.jpg大変残念ですが、当バンドのクラリネット奏者のマーティン・ピータース(Martin Peters)さんが、ご勤務先(神奈川歯科大学・教授)の定年退職に伴い、6月上旬をもって米国に帰国されることになりました。

マーティーさんは米国ミズーリ州カンザスシティ生まれ。1984年?に来日され、帝京大学~神奈川歯科大学で医療英語を教えるかたわら、休日にはディキシーランドジャズのクラリネット奏者として、プロやアマチュアの数多くのバンドに混じって活躍されました。阿佐ヶ谷ジャズストリートで「ディキシーモダンボーイズ」の一員として街を巡回した際のインタビュー映像はYoutubeで見ることができます(→こちら。3:37~)。


e0234219_943469.jpgジャズボイラーズでは結成前の1995年10月に井の頭公園に遊びにいらして、そのまま中心的メンバーとして現在まで19年間、ほぼ毎月出演して頂きました(現在までで計173回)。ベニー・グッドマンやウィリー・ハンフリーの影響を受けた伸びやかな演奏と、客席にどんどん入って行くエンターテイナーぶりで大人気であり、ジャズボイラーズには無くてはならない最高のスタープレイヤーです。公園で演奏するというバンドの性格上、夏は暑く冬は寒く、雨雪が降れば中止になってしまうわけですが、どんな悪条件も楽しんでしまう前向きで明るい性格には、メンバー一同いつも勇気付けられ、バンドの原動力となっていました。

カンザスシティご出身の縁から、2000年に下田卓さんの「カンザスシティバンド」の米国ミズーリ州「Kansas City Blues & Jazz Festival」出演を支援、日米オールドジャズ界の架け橋としても貴重な役割を果たしました。


e0234219_9122590.jpgジャズボイラーズ参加当初には5歳児だった愛娘のサラちゃんも現在では米国で音大を卒業され(ヴァイオリン奏者)、マーティーさんは奥様のキョウコさんと横須賀で暮らしておられましたが、今般のご退職を機にご夫婦で、お母様とお兄様・お姉様が住まれるカンザスシティに転居されることにしたそうです。転居後も毎月飛行機で来てくれるようにお願いしたのですが、そうもいかないとのこと(そりゃそうか)。バンドとしては大変残念であり、バンド運営上も大きな痛手ですが、ご家庭のご都合なので受け入れるほかないものです。クラリネットの後任は未定です。

マーティーさん、今まで本当にありがとう!5/3(土祝)の吉祥寺音楽祭と、できれば6/1(日)のどこかでの大道芸がジャズボイラーズでの最後の出演となりますが、6月は雨の場合に中止になってしまいますので、マーティーさんに会いたいファンの方やプレイヤーつながりの方は、5/3(土祝)の吉祥寺音楽祭(Loft吉祥寺店入口)に是非遊びにいらして下さい(4-6pm)。終演後の飲みのご参加も大歓迎です。

by jazzboilers | 2014-04-12 09:43 | ライブレポート | Comments(0)
2013年 01月 20日
1/13(日)上野公園「すり鉢山」報告
e0234219_19471447.jpg昨今の会場予約難と、去年9月の雨のため、我々の上野公園での通常の公演は本当に久々、イベント(「ヘブンアーティストTOKYO」)以外ではじつに2年ぶり!でした。

当初は雨かもという予報で青ざめましたが徐々に晴れに移行し、当日正午には1月とは思えない温暖な天候に。

そして目の前の「上野の森美術館」では、会期延長(~1/20)となった「ツタンカーメン展」が絶賛開催中です。よっしゃー。

この展覧会の来場者さんたちは、その絶対数が非常に多いことに加え、好奇心の水準が高かった模様で、演奏前から我々の前に人だかりができ、そして演奏が始まると現場の盛り上がりは絶好調!終わってみれば、公園内でも人通りの比較的少ない「すり鉢山」としては過去最高額(当バンド的に)の投げ銭を記録してしまいました。

おそるべし、少年王ツタンカーメンの神通力!

これだから大道芸はやめられません。

演奏的にはベース森下さんの不在で珍曲「Snake Rag」ができなかったのは残念でしたが、Climax RagやWhen we danced at Mardi Grasなどの最近やっている曲をおさらいでき、先月から始めたSaintsのイントロもきまって上々だったかと思います。


e0234219_23534677.jpg山形から久々にご来場のムラサキヤさんのリクエストでBei Mir Bist Du Schoen(スペルあやふや)などなんとかこなしたりしました。他のリピーターのお客様も3組ほどいらして楽しんでおられ、良い日でした。ありがたいことです。

急な代役のお願いとなったベースの西原「ナイスガイ」宗樹さんは当日ダブルヘッダー(夜に西荻窪Minton HouseIssei's Liberty Syncopators)とのことでしたが、荒々しい情熱を含んだ骨太なプレイは、どうしても笑いが基調である当バンドにふと芸術的な趣きを加えるものだったとさえ思います。笑。また機会がありましたらよろしくお願いします。

そして翌日の東京は大雪でしたので、天候的にもさいさきの良い新年のライブであったと言えましょう。

ウェブ上で当日のツイート(instagramの写真)を発見、「ジャズボイラーズ楽しー♪」だそうで、いやー嬉しいですね!

by jazzboilers | 2013-01-20 11:13 | ライブレポート | Comments(0)
2012年 12月 16日
12/16(日)「ぽっぽ町田」報告
(ちょっと時間がたちましたが報告を書きます。2013年1月20日)
e0234219_10173984.jpg「ぽっぽ町田」は2011年12月以来ですので、ちょうど1年ぶりの遠征です。この時期にしては温暖な天候と、多くの友好的なお客様方に恵まれ、かなり楽しくやらせて頂きました。

町田は上野公園などに比べると10代後半ぐらいのお客さんが多く、また皆さん音楽好きのようで本当に熱心に聴いて頂けます。町全体が若いのか・・・?

と思えば、80代とおぼしきご隠居様が終始ニコニコと聴いて下さったり、客席は老若男女ごちゃまぜです。


e0234219_104894.jpg合間や終演後に話しかけて下さる方も多くて、よそ行きでない親密さと、ストレートな好奇心が嬉しいですね。

写真は、当日通りがかって初めて聴いたというお客様から送って頂きました。
「本当に素敵な一時でした。楽しく聞いていたら、いつの間にか隣にいた知らない奥さまと昔から友達のような内容の会話をしちゃう位楽しかったです。」「演奏の後、満足し町田に何をしにきたのか忘れました(笑)」とのこと。ありがとうございます!励みになります。


e0234219_1043395.jpg思えばこの1年は演奏的には充実したものの、環境的には雨天中止が2回に、終演直後の大雨が2回、GWの吉祥寺ロフトまで雨と散々だったので、普通に演奏できるありがたみを実感しました・・・。

by jazzboilers | 2012-12-16 23:59 | ライブレポート | Comments(0)
2011年 07月 23日
7/3(日)吉祥寺報告
e0234219_22175466.jpg・3月に予定されていながら震災で流れ、今般やっと実現した初の「吉祥寺バスキング」!予想以上の好感触でした。日曜夕方とあってお買い物帰りに一休みしたい方が多かったとみえ、立ち止まって或いはステージ端に座り込んで聞いてくださる方が大勢。路上演奏として抜群のロケーションに、井の頭公園時代からの旧知のお客様と通りがかりの方々が一緒になって、大きな拍手・手拍子・声援で盛り上がってくださり、吉祥寺ならではの文化度の高さに感激です。トラ(代役)の西原"ナイスガイ"宗樹さん(b)も力感あふれる良い演奏、まだ学生さんながら今後当分野で重要なベーシストの一人になること間違いなしでしょう。

e0234219_22184543.jpg・主催の「バスキングジャパン」さんは、吉祥寺のほか原宿でも路上ライブを運営されているのだそうで(そちらは平日のみ)、スタッフの皆さんの応対も丁寧で気持ちよく、こういう素晴しい企画は是非他の場所にも拡張してほしいですね。

・さて、当バンドのライブに長年ほぼ皆勤(!)で写真を撮りに来て下さっていたムラサキヤさんが、今般山形に転居されるとのことで、当日は転居前の最後のライブとなりました。終演後は会場「コピス吉祥寺」地下の中華屋さんで食事を共にしつつ、しばしの別れを惜しむなどしました。これは当バンドとしても、山形ツアーを企画しないといけませんね。。。

by jazzboilers | 2011-07-23 22:19 | ライブレポート | Comments(0)
2011年 02月 12日
2011.02.06(日)飯田橋ラムラ「区境ホール」
e0234219_10521346.jpg・久々のライブレポートです。初登場の飯田橋ラムラ「区境ホール」は、やや高級なスーパーマーケット「三浦屋」さん出口の通路を兼ねたホールで、巨大なステンドグラスと吹き抜け階段があります。代役の芳村武郎さん(tb)と加藤直喜さん(tp)に、遊びに来たフレディ関さん(bj)を交え、お買い物帰りの皆様を前にアットホームめにお送りしました。

・二階の東京理科大さんは日曜ゆえ講義がなかった模様で特に苦情も来ず、また屋内なので暖かく、お客様も皆さん好意的でした。しかし残響の多すぎる環境は野外に慣れている我々には物足りない気もして、次回の飯田橋がいつになるかは不明かも・・・。ちなみにラムラ事務局の方が我々の演奏をかなり気に入って下さったようですので、次回はお仕事で来られたりするのであれば、それはそれでとても嬉しいですね!

e0234219_2073627.jpg・会場では「向じま梅鉢屋」御主人から直々に銘菓「墨堤十里」(最中)の差し入れがあり、ありがとうございました。食べ物にうるさいメンバーの間でも、これは美味い!とただならぬ反応でしたので、よほど美味しかったものと思われます。思われます、というのはヘブン看板を返しに行っている間に私の分まで誰かが食べてしまったためで、この一件はバンド内に重い禍根を残すことになりそうです(?)。

・さて凄かったのは当日我々の前のヘブン枠で出演されていたコメディアン?の「清水宏」さん。やおら観客に手拍子をさせ「ラ・ム・ラ!」コールを要求(なんだよそれ)、架空の巨大重量物を観客にリレーさせたり、その架空重量物をオラオラオラー!と平たくしてブーメラン式に客席に飛ばしてよけさせるなど、ハイテンション、クダラナ系かつ超参加型のネタを連発、昼下がりのお買い物客をどんどん巻き込んでいました。面白いし、新しい!「巻き込み芸」と称しているのだそうで、たった一人で、曲芸的要素が全然ないのに(!)どんどん引き込まれてしまう技量と頭脳は圧巻です。終始爆笑の展開に、自分も本当はジャズバンドとかじゃなくてこういうのがやりたいのかも、と気持ちが傾きかけましたが、帰宅後に調べると「山の手事情社」のご出身で単独ホール公演も多数というから演劇方面で一流の経歴と思われ、一見捨て身と思われるパフォーマンスにも確かな技術の裏打ちがあるようです。ちなみに「シンバル漫談」という持ちネタもあって、2枚のシンバルを両手に持ち、小話のアクセントにバジャーン!と打ち合わせるのだそうな。楽器漫談は色々ありますが、シンバルですよ!なんという突き抜けた着想、それだけでも直接的表現への熱い衝動がビシビシ伝わってきます。最近まで文化放送のラジオ番組で、体当たりなコーナーを持っていた模様。少し話させて頂いたところ非常に謙虚且つ丁寧な物腰、「ヘブンには合格したばかりで勝手がわからなくて」と、この寒いのに平日を含め大道芸の予定をガンガン入れているらしく、モチベーションの高さも素晴しいです。ヘブンには凄い人がいるものだと改めて思いました(ああ写真を撮り忘れた・・・今度お会いしたら箱ドラムにサインしてもらおう)。オラオラ系?が大丈夫な方は是非どうぞ、強烈なパフォーマンスは一見の価値ありです!

by jazzboilers | 2011-02-12 09:47 | ライブレポート | Comments(2)