2011年 02月 26日
お化け屋敷の大運動会?「Kid Punch 1960」
e0234219_11235966.jpgドタバタ系ニューオリンズジャズならこの1枚!いい歳したおっさん達がめちゃめちゃ楽しそうに演奏してます。泥くさいです。下品で口数のやたらに多いトランペット、クラの定石を無視してモリモリと吹きまくるクラリネット、普段にないお調子者さを見せるバンジョー、高齢でよぼよぼのトロンボーン、何をやってるんだか良く分からないピアノ、荒々しく野太いベース、そして滑ったり転んだりしながらドタバタと盛り上げるドラム。プリザベーションホール開業(1961年)直前の時期に録られたこの元気一杯のセッションは、リバイバル後期の幕開けを告げる草の根系ニューオリンズジャズの最高傑作であり、ジャズボイラーズもこういうモチベーションの高い演奏を目指したいものです。

e0234219_1138830.jpgむかし古川奈都子さんが、Billie and De De Pierceらの傑作アルバム「Billie and De De Preservation Hall Jazz Band」を評して「運動会みたいなレコードだよねー」と言っておられ同感でしたが、この「Kid Punch 1960」は更に、なんというか妖怪っぽい要素(土俗的な“まがまがしさ”というか、無骨な愛嬌というか)が加わっていて、もうお化け屋敷の運動会みたいな賑やかさであり、自分的には超おすすめです!現在「Punch Miller 1960」(American Music Records, AMCD-52)の標題でCD化されていますので是非。

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# by jazzboilers | 2011-02-26 11:46 | ディスクレビュー | Comments(0)
2011年 02月 12日
2011.02.06(日)飯田橋ラムラ「区境ホール」
e0234219_10521346.jpg・久々のライブレポートです。初登場の飯田橋ラムラ「区境ホール」は、やや高級なスーパーマーケット「三浦屋」さん出口の通路を兼ねたホールで、巨大なステンドグラスと吹き抜け階段があります。代役の芳村武郎さん(tb)と加藤直喜さん(tp)に、遊びに来たフレディ関さん(bj)を交え、お買い物帰りの皆様を前にアットホームめにお送りしました。

・二階の東京理科大さんは日曜ゆえ講義がなかった模様で特に苦情も来ず、また屋内なので暖かく、お客様も皆さん好意的でした。しかし残響の多すぎる環境は野外に慣れている我々には物足りない気もして、次回の飯田橋がいつになるかは不明かも・・・。ちなみにラムラ事務局の方が我々の演奏をかなり気に入って下さったようですので、次回はお仕事で来られたりするのであれば、それはそれでとても嬉しいですね!

e0234219_2073627.jpg・会場では「向じま梅鉢屋」御主人から直々に銘菓「墨堤十里」(最中)の差し入れがあり、ありがとうございました。食べ物にうるさいメンバーの間でも、これは美味い!とただならぬ反応でしたので、よほど美味しかったものと思われます。思われます、というのはヘブン看板を返しに行っている間に私の分まで誰かが食べてしまったためで、この一件はバンド内に重い禍根を残すことになりそうです(?)。

・さて凄かったのは当日我々の前のヘブン枠で出演されていたコメディアン?の「清水宏」さん。やおら観客に手拍子をさせ「ラ・ム・ラ!」コールを要求(なんだよそれ)、架空の巨大重量物を観客にリレーさせたり、その架空重量物をオラオラオラー!と平たくしてブーメラン式に客席に飛ばしてよけさせるなど、ハイテンション、クダラナ系かつ超参加型のネタを連発、昼下がりのお買い物客をどんどん巻き込んでいました。面白いし、新しい!「巻き込み芸」と称しているのだそうで、たった一人で、曲芸的要素が全然ないのに(!)どんどん引き込まれてしまう技量と頭脳は圧巻です。終始爆笑の展開に、自分も本当はジャズバンドとかじゃなくてこういうのがやりたいのかも、と気持ちが傾きかけましたが、帰宅後に調べると「山の手事情社」のご出身で単独ホール公演も多数というから演劇方面で一流の経歴と思われ、一見捨て身と思われるパフォーマンスにも確かな技術の裏打ちがあるようです。ちなみに「シンバル漫談」という持ちネタもあって、2枚のシンバルを両手に持ち、小話のアクセントにバジャーン!と打ち合わせるのだそうな。楽器漫談は色々ありますが、シンバルですよ!なんという突き抜けた着想、それだけでも直接的表現への熱い衝動がビシビシ伝わってきます。最近まで文化放送のラジオ番組で、体当たりなコーナーを持っていた模様。少し話させて頂いたところ非常に謙虚且つ丁寧な物腰、「ヘブンには合格したばかりで勝手がわからなくて」と、この寒いのに平日を含め大道芸の予定をガンガン入れているらしく、モチベーションの高さも素晴しいです。ヘブンには凄い人がいるものだと改めて思いました(ああ写真を撮り忘れた・・・今度お会いしたら箱ドラムにサインしてもらおう)。オラオラ系?が大丈夫な方は是非どうぞ、強烈なパフォーマンスは一見の価値ありです!
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# by jazzboilers | 2011-02-12 09:47 | ライブレポート | Comments(2)
2011年 02月 12日
ライブレポートと掲示板をブログ化
ライブレポートと掲示板はブログで運用したらいいのかなとふと思い立ち、こちらに移設してみました。

えっ今さらブログ?

過去のライブレポートはこちらへ。
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# by jazzboilers | 2011-02-12 09:31 | Comments(0)